おおいし☆ゆうのフォルテール with オーディオ

オーディオ関係の検索で来られた方へ:
このページはそれなりのオーディオ機器を使って工画堂スタジオさんのコンピュータゲームを楽しもうという趣旨のページです。そのためいわゆるピュアオーディオ、HiFiとはかけ離れた考え方、記述がありますがご容赦下さい。

CPUCore 2 Duo T7600mobile版Core 2 Duo 2.33GHz(FSB667MHz)
チップセットintel 945GME+ICH7MFB13(RICOH 非売品)
メモリ4GBDDR2 667 2GB SO-DIMM x2(認識は3GB)
VIDEOELSA GLADIAC776GSnVidia GeForce 7600GS VRAM256M
SOUNDM-AUDIO Delta DiO 2496analog 2out(unbalanced) digital 2in2out(coaxial/optical) ASIO/DirectX/MME対応 フォルテールの出力デバイスとして使用
SOUND2Lynx Technology Lynx L22Delta DiO2496とデジタルで接続し、フォルテール時はDACとして使用。オーディオプレイヤーとしては出力デバイスとして使用
OSWindowsXP Pro SP2ボリュームライセンス品 DirectX 9.0c
KEYBOARDPFU PD-KB300NLHappyHackingKeyboard Professional 無刻印版
MONITOREIZO T96221インチCRT BNC接続
SELECTORPhorni フォルテールセレクタ/アッテネータ6入力2出力、23段階アッテネータ(自作)
DVD/HDD RECORDERTOSHIBA RD-X4RD-X4EXにバージョンアップ済み。希にプレイ画像を録画するのに使用 PCとAudio-Technica AT-DV35V/2.0(D-コンポーネント映像ケーブル)で接続 音声は以下の接続図参照
AMPSUN AUDIO SV-2A3真空管アンプキット 2A3シングル無帰還 Sovtek 2A3,6SN7GT,5U4G搭載
入力ボリュームはバイパス
AMP(予備)ELEKIT TU-879R現在予備として未使用
真空管アンプキット 6L6GCシングル(KT88/EL34に差し替え可) SIEMENS製12AX7A、JJ製KT88
ソフトン小型アッテネータ、東一ビタミンQ搭載
AV AMPDENON AVR-550SDフォルテールには未使用
SPEAKERTANNOY Turnberry/HESV-2A3にバイワイヤで接続
SPEAKER2TANNOY FUSION 2フォルテールには未使用
現在はMERCURY F2に改名。AVR-550SDのフロント用
SPEAKER3DENON SYS-550SDフォルテールには未使用
5.1chスピーカシステム。AVR-550SDのセンター、リア、バック、サブウーファ用
TURNTABLETHORENS TD320MkIIフォルテールには未使用というか無関係
アーム:SME 3009MkIIimp、カートリッジ:Ortofon MC☆10W、MC昇圧トランス:Fidelity Research FRT-3、フォノイコライザ:サンバレー SV-6改(MCヘッドアンプを削除し出力バッファアンプを取り付け)
HEADPHONESENNHEISER PXC-250フォルテールには旅行中のみ使用
ノイズキャンセリングヘッドフォン
HEADPHONE2SONY MDR-F1フォルテールには未使用

接続図
                            フォルテールセレクタ
フォルテール本体
        Delta DiO 2496
        ↓自作ケーブル
        Lynx L22 → 自作ケーブル → Fortelle In        Output1 →VH-102HYB-10W→ SV-2A3 →VDH-T5 3m(バイワイア)→ Turnberry/HE
                 ← 自作ケーブル ← Fortelle Out
RD-X4            → 自作ケーブル → Recorder In
                 ← AT-DV64A/2.0 ← Fortelle Through
SV-6改           → 自作ケーブル → Phono In
↑
FRT-3TD320MkII
SC-88Pro         → 自作ケーブル → AUX1 In
↑普通のMIDIケーブル
(フォルテール本体)


(RD-X4) →AT-DV95D/2.0→ AVR-550SD →AK-2000 3m→   FUSION2(フロント)
PS2     →AT-OPX1/2.0→            →AK-2000 2m→   SYS-550SD(センター)
                                   →AK-1000 6m→   SYS-550SD(リア)
                                   →安物ケーブル→ SYS-550SD(バック)
                                   →AT5A69/3.0→   SYS-550SD(サブウーファ)


全景
 中央にモニタとキーボード、そのすぐ左にフォノイコライザとセレクタ、下にPC本体が見えます。左右の大きなスピーカがTurnberry/HEです。奥左手にはテレビ(Sony KV-21DA1)と、その上にAVR-550SD。テレビの下にはRD-X4、その右(丁度セレクタの真後ろ当たり)にメインアンプがあります。ラックはホームエレクターで作りました。Turnberry/HEは背筋を伸ばしたときにユニットが耳の高さになるように持ち上げてあります。Turnberryの上には各種未開封品などが展示されています(^^;;) 無印ASがたくさん並んでいるように見えるのは多分気のせいでしょう。
 なお、フォルテールとは関係有りませんがCDはPCに取り込んでsamplitudeで、DVDはRD-X4で再生しています。
 使用ケーブルは殆ど自作です。以前はオーディオテクニカ製をよく使っていたのですが、メインシステムには1本を残すのみとなりました(^^;;) 自作したものも1m1000円以下の安い(けれど音の良い)ケーブルを使っているので、高級ケーブルと言ってもよさそうなのはVH-102HYB-10Wだけです。それほど試したわけではないのですが、今のところ1芯ならモガミ2497、2芯ならベルデン8422がお気に入りです。DeltaとLynxを繋ぐケーブルもLynx L22付属のものが長すぎるので、短いものを作って使用しています(これも多分ベルデンの8422)。インピーダンスなどは全然考慮していませんが、44.1kHz/48kHz、16bitであればバイナリ一致が確認されましたのでフォルテールには問題なく使用できます。けど何故かDelta→LynxとLynxのDirectSoundを直接叩くので音違うんだよなぁ…。LynxのDirectSoundドライバ内で劣化してるんだろうか…
スピーカケーブルはTANNOYに合わせてVan den Hulのそれほど高くないモノを使っていますが、特に吟味した結果ではありません。

メインコンソール
 フォルテールのメインコンソールです。モニタと、HHKBPro無刻印や各種フィギュア、90番などが見えます。上のは常駐ですが、下の90番は今だけです。モニタ上に乗っているスピーカはダミーで繋がっていません。ここからボーカルが聞こえるように調節するためにオブジェとして置いてあります。エンジェルラビィ☆のマウスパッドは光学式マウスが誤動作するので使用できず。モニタやフォーニ達の下には位置調整用の板が置いてあり、キーボードをそれに合わせて固定すると丁度良い位置に来てずれないようになっています。制服ラスティの足下にはマウスコードクリップも設置してみました。
 キーボードはHHKB Pro無刻印(USB接続)を使用。いろいろな意味でこれに勝るキーボードはほとんどありません。しっかりとストロークとクリック感があるけれどガチャガチャうるさくはなく軽いキータッチで、本当に楽器のように思える打ち心地です。
 メインモニタはEIZOの21インチCRT。液晶は調べれば調べるほど欠陥デバイスであることが分かってしまいますし、やはりCRTの方が綺麗なので愛用しています。しかしCRTモニタ自体が無くなってしまっている上、CRTの方がPCよりうるさいというどうしようもない問題が発生してしまい今後どうしようか困っています。解像度640x480はV-Sync120Hzで駆動中。普段は1600x1200@100Hzです。
 モニタの右にはSC-88Pro、左にフォノイコライザとセレクタが重なっています。入力切り替え、音量調節はすべてこのセレクタ越しに行います。曲によって音量の調整の必要があるので、ボリュームはフォルテール演奏位置から手の届くところになければなりません。セレクタはオリジナルの入力6系統、出力2系統(まだ未実装…)、REC5系統+フォルテールThroughアウト、両切対応で、中はセイデンの32型ロータリースイッチとバランス→アンバランス変換用のライントランスが並んでいます。アッテネータにはセイデンスイッチ+アムトランスAMRS抵抗のL-Pad型を使用しています。フロントパネルをアルミのヘアライン加工の板に彫刻して作ってもらいました。

左側 右側
 左右の様子です。左側にはターンテーブルがあります。フォルテールには関係ありませんが、音楽を聴くときのメインソースがCDからLPに移りつつあります。ターンテーブル横の小さなものがMC昇圧トランスで、それを介してモニタ横のフォノイコライザに繋がっています。机の上に乗っているのはRD-X4のリモコンと仕事用の筆記用具です。写真撮るときは片付けましたが、だいたい普段はキーボード横の広々としたスペースにも書類が積み上がっています(^^;;;) 右側はセレクタの背後に僅かにメインアンプが見えます。

セレクタとメインアンプ メインアンプ
 セレクタ裏のメインアンプの様子です。どうしても真空管アンプでフォルテールを鳴らしたくなって導入しました。このアンプは2代目で、サンオーディオの2A3シングルアンプのキットです。自分で配線してハンダ付けして完成させます(マニュアルもあるのでそれほど難しくはありません)。キットで10万円、完成品だと18万円ですが自分で作る方がお奨めです(2007年8月より値上げされて13万/22万になりました…)。直熱3極管無帰還らしいクリアで抜けの良い音ながらも柔らかさを失っていない、フォルテールにぴったりの音です。出力は各チャンネル3.5Wですが、この程度の広さの部屋では全く問題ありません。キット標準に対して入力ボリュームをバイパスし、音質アップを図っています。真空管はキット付属のSovtekのものを使っています。
 テレビの横に置いてあるのが初代真空管アンプのELEKIT TU-879Rです。こちらも自分で組み立てるキットですが基板タイプです。真空管は初段をSIEMENSの12AX7A、出力管がJJのKT88に変更してあります。また、キット標準に対してボリュームをソフトンの小型22接点抵抗切り替え式アッテネータに、カップリングコンデンサを東一のビタミンQに交換してスイッチにスパークキラーをつけてあります。SV-2A3と比較すると多少暑苦しく解像感に欠けますが、電子音すら柔らかく響かせるまろやかさではこちらの方が上です。このキットは簡単に作れて値段もお手軽(今だと後継のTU-879Sが改造無しだと5万弱)なので真空管デビューにはオススメです。

PC本体  フォルテール本体です。見かけはずっと変わりませんが、中身はフォルテールにふさわしい構成に組み替えました。高信頼産業用マザーボードにモバイル用の低消費電力CPUを搭載し、HDDも徹底的に防音防振対策をして騒音を押さえています。カタログ値で20dBを超えないようにしたところ、CRTの高周波ノイズや廊下に置いたサーバの音の方がずっと気になるレベルになっています。
 グラフィックカードは音的には挿さない方が良いのですが、フォルテールにはある程度のパワーがあった方がストレス無くプレイできるので、ファンレスの中では定評のあるGeForce7600GSを採用しています。3Dゲームには全然足りませんが、フォルテールにはこれで全く問題はありません。
 ASのプログラムや曲データは部屋の外のサーバに入っていて、ギガビットLANで接続して使用しています。ジャンボフレームを有効にすると下手な内蔵HDDより速いです。
 いろいろごちゃごちゃとついているドライブは全部SCSI接続です。
CD-ROMNakamichi MJ5.16SCSI x16 5連装CD直接再生用、ほぼ未使用に
DVD-RAMPanasonic LF-D201SCSIDVD用
CD-R/RWPlextor PX-W124TSSCSI Rx32 Wx12 RWx4CD読み込み、リッピング、焼き用
 サウンドカードはLynx TechnologyのLynx L22とM-AudioのDelta DiO 2496の2枚差しです。PC用サウンドカードの最高峰のLynxでフォルテールを鳴らしたいのですが、そのままではDirectSoundドライバの出来が悪くて反応が遅れるので、DirectSoundのデジタル出力でもバイナリ一致(一致するのは44.1kHz/48kHz,16bitの時だけですが…)して音ずれも皆無なM-Audio Deltaシリーズを併用し、Deltaでフォルテールを鳴らしてデジタルケーブルで接続してLynxをDACとして使用しています。
 背面のコードはあまりぐちゃぐちゃしないように箱に入れたりまとめたりしています。オーディオ関係のもの別にしていますが。

Turnberry/HE  メインスピーカのTANNOYのTurnberry/HEです。定価ペア60万円ですが、38万円で買ってきました。幅45cm、奥行き34cm、高さ95cm、容量100リットル、重さ30kgという代物です。これでもこのシリーズ6機種中下から2番目なのですが…(現在はモデルチェンジしてTurnberry/SEになっています)
 現代的な高解像度なハイファイスピーカとは全く方向性を異にする癖の強いスピーカですが、何でもクラシック風にまろやかかつ朗々と鳴らす傾向であるため、フォルテール用に使うと大変魅力的な演奏をする事が出来ます。逆に解像感は決して高くなく、音の輪郭などはちょっと混沌とする傾向にありますのでかちっとしたタイトな音は出ませんし、スコア的には不利かもしれません(^^;;)。ラスティの声は凄く良く響きます(飯塚雅弓さんの声だと思うとちょっとかすれてるかなという気がするのが面白いところです)し、FUSION2の時と比べてサフィやピアラがかなり良くなりました。クリノンやレネットはもとが上手いのでどんなスピーカでもけっこう行けたりするのですが、もちろん文句無しです。打ち込み曲でも生演奏、特にクラシックっぽく聞こえるようにしている曲にはめっぽう強いですが、電子音バリバリな曲も丸くなるので正しい再生とは言えません(けど聴きやすくなります)し、コンプレッサーかけすぎで波形が潰れている曲は悲惨の極地ですが。特にAngelicMagicや志倉千代丸関係の原曲が酷いです…
 このくらいの大きさになると低音もだいぶ自然に出るようになって良い感じです。小さなスピーカで低音を出すとどうしても不自然な重い低音になってしまいますので。いわゆる重低音は不要で、むしろ風のように吹き抜ける低音(軽低音??)が望まれます。でもフォルテール演奏のいつでも微笑みをなどはこれでもまだ重い感じです。一度最上位の38cmユニットで聴いてみたいですね。
 ようやく1年経って初期エージングは終わったのかもしれませんが、まだまだ使い込むことによって良くなっていくようですので楽しみです。
 スピーカの台に使っているのはニトリの5000円の組み立て式2段引き出し、逸品館の人造大理石ボード350x450xD8mm、山本音響のスピーカーベースQB-2(3点支持)です。結局したが畳なのでぐらぐらするのですが(^^;;;)
 ちなみにフロントグリルを取るとこんな感じ。90番より大きな25cm同軸2wayユニットです。アンティーク家具のような見てるだけで幸せになれる外観というのもけっこう重要かもしれません(^^;;;)
演奏席、観客席 演奏シートはコクヨ AGATA/A ヘッドレスト,固定肘です。フォルテール弾くのに丁度良い座り心地です。観客席用ソファもあります。この他にも椅子を持ち込めば10人くらいは何とか入れますが、狭いので5人程度までが適切だと思われます。場所によって音の聞こえ方が全然変わってしまうので、演奏席の他にはまともに聞こえるのは真後ろの2席くらいです(^^;;) しかしそこからだと椅子が邪魔になってモニタと演奏の様子は見えないです。こんくーるの時などはRD-X4越しにテレビにも映すなどしてせめて画面だけでも見えるようにしています。向かって左の方には紅茶道具一式もあります。

戻る