バッハのマタイ受難曲、リヒターの1958年物(国内版)のかなり盤質良い物を2000円で入手してきました。ちょっと幸せです。
で、IRCでのハレルヤ更新合戦に目もくれず聴いていたのですが、なんともまぁ恐ろしい曲ですねぇ。人類が生み出した最高の音楽(の史上最高の演奏)だと主張する人がいるの
も分かる気がします。
襟を正して正座して聴けとか、一生に何度も聴くような曲じゃないとかこれを聴いて泣けないなら音楽を聴く必要はないとかいうのはどう考えても言い過ぎだと思いますし、聴きたいときに聴きたいように聴けばいい筈ですが、新約聖書の知識がある程度あった方が良いのでしょうねぇ。何故かこの演奏は歌詞が大変聴き取りやすいので、ドイツ語が理解できて対訳見なくても意味が分かるとより楽しめるでしょう。自分には無理ですが…
フォルテニストとしての感性を磨くためにも機会があったら是非聴いてみて貰いたい曲です。全部で3時間以上かかりますが、きっとすぐに引き込まれてあっという間に過ぎ去ってしまうことでしょう。
2007-01-17 10:28:58[クラシック]
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