PC用サウンドカードの最高峰(同種の中では廉価版なのですが)、
Lynx L22を借りてきました~。普通に買うと13万円くらいする恐ろしいサウンドカードです。
新フォルテールに採用しようかと思っているのでちゃんと動くか実験です。
とりあえずいきなりやるのは怖いのでサブPCのDelta Dio2496と交換してみました。
…結論は残念ながらどうもダメな感じです。このカードは一応DirectSoundに対応しているので見かけ上は動くのですが、打鍵に対してかなり音が遅れている感じです。特に音符密集地で顕著で、ミキサーが処理落ちしているような雰囲気です。DirectSoundのハードウェアアクセラレーションを1段階下げるとそれなりになりますが、あまり気持ちのいい演奏にならなかったので厳しいかと。やはりDirectSoundドライバの質はあまり良くない
のでしょうかねぇ。
次に、メインPCのDelta410のデジタルOutをLynxL22のデジタルInに繋いで、LynxをDAコンバータに使ってみました。
…これはかなり良いです。フォルテールは(当たり前ですが)いつもと全く同じに出来ますし、音はLynxの音になります。Deltaのアナログ出力と、Lynx経由をセレクタで切り替えて聞き比べてみましたが、全然違いますねぇ。Lynxの方がかなり解像間が高く、特に高音の伸びとボーカルの艶が違います。Deltaもだいぶいい音だと思っていたのですが聞き比べてみるとベールを何枚も被せたような感じでした。
いちいちLynxのクロックを内部、デジタル入力に同期と切り替えなければならずちょっと面倒なのですが、この音を聴いてしまうと悩ましいところです。いい音のために手間を惜しんではならないということでしょうか…
明日(か週末)はメインマシンにDelta410とLynxL22の2枚刺しにして同じ事をやってみようと思います。