基本的に問題ないとは思いますが、一応調べてみました。
ハードウェアの設定は、
Windowsの規定の再生デバイスが M-Audio Delta DiO S/PDIF
Deltaドライバの設定が H/W Out S/PDIFにWavOut S/PDIFをマップ(Deltaのミキサーを通さない)、Bufferが256samples、S/PDIFがProfessional
Deltaのデジタルアウト(同軸)をLynx付属のケーブルを使用してLynxのデジタルインに接続
Lynxドライバの設定が AES/EBU,クロックソースDigital,SRC OFF
という感じです。
調査方法は
efuさん作のフリーウェア、WaveGene,WaveSpectra,WaveCompareを使用します。
1.WaveGeneで44.1kHz/48kHz 16bit、5秒のホワイトノイズのwavを生成
2.WaveCompareの機能で前後に1秒の空白を挿入
3.WaveSpectraを2つ立ち上げて、片方(再生用)はDirectSound、再生デバイスをプライマリサウンドドライバに。もう片方(録音用)はASIO、録音デバイスをLynx L22 Record 4(Left)に(デジタルインのソース)。周波数は再生するファイルに合わせて44100 or 48000に、ビットレートは16bitが設定できないのでやむを得ず24bitに
4.片方で録音しつつ片方で再生
という操作を行います。これでほぼフォルテール時のデータの流れを再現しているはずです。もとが16bitのデータですが24bitでしか録音できないのでLynx内部で16bit→24bitの変換が行われてしまっていますが、単純に16bitに落として一致していれば残りはLynxの個性であろうと勝手に結論づけ(爆)、samplitudeでディザリングをoffにして16bitに落としたものと元のwavファイルをWaveCompareで比較します。
結果は44.1kHz,48kHzともにバイナリ一致しました。
ASIO再生→ASIO録音ならしないと困るのですが、DirectSound再生でもちゃんとバイナリ一致するんですねぇ。やはりDeltaドライバのDirectSoundが優秀なのでしょうか。
とにかくこれで(あくまでフォルテールに関しては)Delta→Lynxという変則的な構成でも音質的には直接Lynxで鳴らすのと同等であろうと結論づけても構わないでしょう。長時間にわたってジッタが出ないのかとかそういう問題はまぁありますが、まぁ十分安心して使えるレベルかと思います。