先日電源落としたらそれっきりご臨終されたルータマシンのリプレースのためのパーツが揃ったので組み立てて稼働させました。

マザーボード/CPU: Supermicro X7SPA-HF (Atom D510+ICH9R IMPI対応)
メモリ: Transcend TS128MMSQ64V6U (DDR2 667 SO-DIMM 1GB)
SSD: Transcend TS8GSSD25S-S (2.5'' SATA SLC 8GB)
シャーシ: Abee acubic T20
電源: Seasonic SS-400ES
です。ケースは本当は小さなR10が欲しかったのですがamazonで注文しても届かなかったので諦めました。使用パーツに比べて大仰です。というかケースだけなら今稼働してるPCの中で一番高いです。
SSDは旧世代なのでCFよりはまし程度の速度しか出ません。HDDよりは遅いですね。まぁルータなのでこれで十分だと思います。
マザーボードはIPMI付きのもの。ネットワーク越しに電源のon/off、BIOS設定、コンソールリダイレクションなどが出来るのでシリアルコンソールも不要で、ネットワークケーブルが2本繋がっているのみです。
中身はFreeBSD 8.0-RELEASEで、/varだけ書き込み可、/tmpはtmpmfsを利用してRAMディスク化、その他はリードオンリーでの運用です。まぁ多分他が逝かれる時期くらいまでは保つのではないかと思っています。書き込めなくなったら/varもmfsにして完全にリードオンリーに…
設定はだいたい以前のコピーでいけましたが、ファイアウォールだけはIPv4/v6あわせて大きく見直しました。ここで設定ミスっていて後でIPv6ではまったわけですが…
ネットワーク構成はem0が内側、em1が外側でPPPoEを走らせるのですが、OpenVPNブリッジを走らせる都合上内向きはem0とtap0をbridgeしてあります。ここでbridgeにはリンクローカルアドレスがないのでroute6dが起動できなくてちょっと困りましたが、無理やり勝手なリンクローカルアドレスをでっち上げて振ってあげればいいようです。
IPv4周りは何の問題もなく一発稼働したのですが、IPv6がファイアウォールで中から外へのパケットを通すのを忘れていて延々はまっていましたが、最終的には何とか出来ました。あとは翌日学校からVPNを試せばおしまいです。