昨日ノイズを消すことに成功したLynxL22ですが、どうもHot-Cold,Hot-GND間で0.05V程度の直流がかかっているらしいです。真空管アンプの動作に影響がある程ではないのですが、ボリューム切り替え時のプチノイズはそのせいかと。別にColdをGNDに落としたから発生したというわけではなく、Lynxの出力を何にも繋がずに計っても載っているので仕様なのでしょう。あと、-10dBV時でもちゃんとバランス出力になっているようで、ColdをGNDに落とすのはやはり無理がかかっていそうです。
というわけで問題の根本的解決を計るためにセレクタにバランス→アンバランス変換ライントランスを搭載する事を決意。中に組み込めるサイズということで、タムラ製作所の
TK-10というのが良さそうです。1個7000円ですが、ここで妥協してしまうと何のためにLynxを導入したのか分からなくなりそうなのでKIAI☆です。明日も(明後日も…)秋葉に行く用が出来たので、さくっと買ってこようと思います。
アッテネータが10kΩなんだから600Ω:10kΩのTK-20の方が良いのではないかという意見もありますが、どうもこの手のトランスは入力インピーダンス、出力インピーダンスによって周波数特性が大きく変わるらしいので、1:1でバランス-アンバランス変換しておいて抵抗で出力側負荷を調整できるようにしておいた方が潰しがきくのではないかと考えています。とりあえず1.8kΩをパラにして負荷1.5kΩ程度から試してみましょう(一回り小さいTHS-10というトランスだとそれが丁度良いという記事をどこかで見たことあるので…)