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おおいしゆうが日々のフォルテール演奏の記録を書き続けるCGI(日記じゃないです。blogでもないです)

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もう実際に組んでからかなり経ってしまいましたが、新フォルテール作成です~
まぁぶっちゃけただのPCではあるんですが、今回の発想は最初からフォルテールが出来るPCを組むのではなく、PCとしても使えるフォルテールを組む、です。
最低5年は保たせるという安定性を保った上、極限までフォルテールに特化した構成にしています。高音質はもちろん求めますが、それ以上にフォルテールとしての動作に主眼が置かれているため、グラフィックカードやファンも使用します。

使用パーツはサウンドカード、電源、旧マシンから移植するSCSIカードと光学ドライブ、ケースを除くとこんな感じになります。
パーツ

種別パーツ詳細/選定理由
MBRICOH FB13RICOHの国産産業用ATXマザーで、市販はされていませんので一般の入手は不可です。性能的には2世代前ですが、高い安定性と耐久性、必要十分な拡張性があります。そこらの安物とはまるで違う、ほれぼれするほど美しい作りです。
CPUintel Core 2 Duo T7600モバイル用の1世代前のCore 2 Duoの最上位バージョンです。FSB800の新しいモノが出たので未来にわたってこのマザーで使える最高のCPUになったと思うので、(フォルテールにはもっと安いモノで十分ですが)後腐れをなくすために最上位を選択しておきました。モバイル用を選択したのは、性能はそれほど必要ないので消費電力の低さ、耐熱性能の高さが静音に圧倒的に有利なためです。
MemoryTranscend TS256MSQ64V6U x2マザーの都合でSO-DIMMです。Transcend製なのは勤め先で取引があって保証など安心だからです。こちらも後腐れをなくすためマザーの上限である2GBx2にしてあります(チップセットの都合で3GBしか見えませんが)。メモリは安いので普通に組むときも4GBにしておいても良いかと思います。
HDDSeagate ST3320620NSSeagate製以外は信頼できないのでSeagateの高信頼タイプを選定です。内蔵HDDはOSとテンポラリのみで消耗品と割り切って、容量は求めず320GBにしてあります。(フォルテール関係のソフトウェアを含む)重要なデータはネットワークドライブに保存します。なお、今のHDDの信頼性を考えると重要なデータの保存にはRAID1や5などの冗長構成は必須です。
HDDケースGrowUpJapan SmartDrive2002CHDD用静音ケースです。HDDの寿命、安定性のためには入れない方がいいのですが、上記の通り内蔵HDDは消耗品と割り切って敢えてノイズ低減を試みています。これを自作の3mm厚アルミ押し出し材のマウンタと充分な厚さの防振ゴム(オーディオ用にも使われるハネナイトゴム使用)を用いてケースに固定し、振動と高周波ノイズを低減します。
GraphicELSA GLADIAC776GSGeForce3のときにCanopusを裏切って以来ELSA信者なのでそのまま選定。多分品質はトップクラスだと思いますので。最新のGeForce8600/8500はELSAがファンレス製品を出していないため1世代前のファンレス製品を選択しました。音質的にはもちろんない方が良いのですが、フォルテールにはある程度のグラフィック性能もあった方が良いよいです。今は生産終了してしまったようです。将来より高性能で低発熱のカードが出たときには差し替えていきます。
CPUクーラー写真ではCoolerMasterの銅製ヒートシンクになっていますが、実際は同じCoolerMasterのアルミ製ヒートシンクを使用しています。これに4cmファン→6cmファン換装金具、6cmファン→8cmファン換装シェラウドを取り付けて山洋電機の超静音8cmファンを搭載し、静音と冷却を両立しています。ただ、かなり危険な方法なので自信が無い人は真似しないで下さい。
ケースファン類山洋電機のスーパー超静音ファンを3つ使用し、グラフィックカード、ケースの背面、前面に取り付けてエアフローを確保しています。前面ファンは思ったよりうるさかったので止めてしまいましたが、本当は付けた方が良いかと思います。ファンは全てシリコンゴムを挟んで取り付けます。なお、ファンは山洋電機かNIDEC製以外は全く信用できませんので、他社のファンが付いていた場合は即刻交換が必要です。山洋も最近フィリピン製になってしまったので怪しいのですが…
電源SilverStone SST-ST30NF質的には悪くない程度な気もしますが、完全ファンレスです。他のファンレス電源よりは信頼が置けそうです。300Wとあまり出力高くないですが、モバイル用CPUとファンレスグラフィックカードなので全く問題ない筈です。
ケース今までのを流用します。最近のはごてごてしていて好きになれません… Phorniシールを貼るにふさわしいものに仕上げますっ!
SCSIAdaptec AHA-2940最近の光学ドライブが安物で使い物にならないのでいまだに7年くらい前のSCSIドライブを愛用しています。カードごと今まで使っていたモノをそのまま流用します。ただ、ノイズ源になるようならば何とかATAのものに換えることを考えなければなりません。
光学ドライブ類全てSCSI接続で、CD直接再生用のNakamichi MJ5.16(5連装CD-ROM)、DVD用のPanasonic LF-D201(DVD-RAM)、CD読み取り、書き込み用のPlextor PX-W124(CD-R/RW)の3台構成になります。ただ、直接CDを再生することは殆ど無くなると思うので5連装ドライブはただの飾りになりそうです


サウンドカード
ある意味今回の最重要パーツ、PC用サウンドカードの最高峰、Lynx L22です。これ1枚で某社のPCならモニタ付きで2台買えてしまう代物ですが、アナログ出力の品質ではこれに勝るものはおそらく現在存在しません。最高のフォルテールを目指すには必須といえるでしょう(もの凄い値段の外付けDACの導入と比較すると逃げに当たるのかもしれませんが…)。何処とは言いませんがカード上に石油化学コンビナートのようにケミコンをびっしり積んだサウンドカードが流行っているようですが、実際はケミコンなんて無ければ無いほど望ましいのです。出来が悪くていろいろ不安定なのを無理やり押さえ込んでいるのを暴露しているだけだと思いますが…。このカードもRICOHのマザーと同様に大変美しいです。
なお、このカードだけでは音質は文句ないですがDirectSoundの対応に難があり、フォルテール演奏のタイミングが遅れる傾向があります。そこでフォルテール用にもう1枚DirectSoundドライバの出来がよいカードを用意し、デジタル入出力を直結してLynxはDACとして使用することでフォルテールでLynxの音質の良さを充分に発揮できるようにします。フォルテール用は今までも使っていてASHARD普及委員会御用達となりつつあるM-AudioのDELTAシリーズ以外考えられません。このドライバの出来は異様で、恐ろしいレイテンシの低さを誇る上、カード上のミキサーをバイパスしてデジタル出力するとDirectSoundでもバイナリ一致します。実際のカードはサブマシンに入っているDELTA DiO 2496という光デジタル入出力付きのデジタルに特化されたモデルを使用します。これは単にマシン入れ替えの時に旧環境をなるべくそのまま保存しておくためと、アナログ入出力は使用しないので今まで使っていたDELTA410は勿体ないという理由です。



テスト中

とりあえず仮組みしてテストです。パラレルATAには予備のCD-ROMドライブが繋がっています。ちゃんと起動するか、発熱などに問題がないかなどをチェックします。特にメモリの不良は多いので、実際に運用をはじめる前にmemtest86+を延々回して調べておくのが良いでしょう。HDDのエージングテストも必須ですが、これは既に別PCに繋いで済ませてあります(FreeBSDで、ひたすらランダムアクセスを繰り返す自作エージングソフトとbonnie++というベンチマーク用ソフトをHDD全領域指定でひたすら1週間くらい回し続けます)。
この時点ではささっているカードはグラフィックカードのGLADIAC776GSとサウンドカードのDELTA DiO 2496のみです(他は旧マシンに刺さっていて使用中)。グラフィックカード横にはファンを立てかけてあります。
ちなみに慣れていると普通にやりますが、一応こういった裸状態で放置するのは危険ですので初心者は真似しない方が良いかと思います(^^;;;;)



内部

実際にケースに組み込んで配線したところです。電源ケーブルは電磁波をなるべく出さないようによくねじって、風通しを悪くしないようにちゃんと結わえて固定しておきます。ちなみにPCの自作自体は全く難しいことはなく、パーツを所定の位置にはめ込んでいくだけなので誰でも出来ます。敢えて注意点を言うならばインチネジとミリネジを間違えないこと、CPUクーラーは確実に取り付けること、ケーブルはちゃんと束ねて固定することですかね~。上手い人とそうでない人の一番大きな違いは(パーツ選定は別として)パーツをはめ込んだりねじを締めたりするときの力の入れ加減だと思います。


カードは右からGLADIAC766GS、空きスロットx2(グラフィックカード用ファン)、黒いファン固定用金具の影になってますがDELTA DiO 2496、Lynx L22、空きスロット、見えませんけどAHA-2940です。発熱、ノイズ、マザーボード上のIRQの割り当てなどを考慮して位置を決定してありますがかなり無理があることは否めません(^^;;;)
なお、グラフィックカード冷却用のファンですが、ファン固定金具を改造して(目当ての位置に穴を空けてネジ止めする)目的の位置に配置した後焼け石に水っぽいですが防振ゴムでグラフィックカードのヒートシンクと貼り付けてあります。これもフォルテールでは3D性能をバリバリ全開で使うことはないと見切っての無茶ですので、真似しないで普通の人は素直に静音ファン付きのグラフィックカードを使って下さい(^^;;;) ファンレスのまま使うならケースのファンをもっと強力なのにした方が良いでしょう。ちなみにこれでアイドル時50度、ゆめりあベンチ(爆)かけ続け時60度強くらいになります。


内部その2

中を逆アングルから。右端にあたるケース底面にHDD入りのスマートドライブを(自分で穴を空けて)固定してあります。


正面背面パネル

というわけで完成です。ケース正面並びに背面を。フロッピードライブ横のスペースにPhorniシールも貼りました。下のエンブレムはうちの仕事先のものです(^^;;;)
背面写真に写っているケーブルはDELTAとLynxを結ぶデジタルケーブル(Lynx L22付属品)ですが、長すぎるのでそのうち短いモノを自作するかもしれません。グラフィックのDVI-DSUB変換アダプタの上についている怪しいモノは内部電源コネクタで、自作のパラレル接続プレイステーション用パッド接続アダプタに使用するモノです。




性能はフォルテールをやるには全く問題はなく、通常のPCとしての使用も軽々と動きます。現実問題として計算をさせるとか重いゲームをやるとかしないならこの程度でも充分すぎる性能かと思います。
音質は文句ありませんというかこれ以上どうして良いのか分かりません。中をいじるより外来ノイズを減らす方が先決でしょうか。場合によってはSCSIカードは外す余地がありますが。
騒音は聞こえないというと嘘になりますが、(フロントファンを外せば)全く気にならないレベルです。CRTの高周波や廊下に置いたサーバの音の方がずっと気になりますね(^^;;;;)
発熱はやはりちょっと高めです。本当はもっとちゃんと冷やした方が良いかと思いますが、騒音とのトレードオフで許容範囲といえるところまでは詰めることが出来たかと思います。外気30度のときにケース内温度が40度を超えないあたりがひとつの目安になっています。



キーボードはHHKB Pro無刻印、マウスは改造して光が漏れないようにした普通の光学式マウス、モニタはEIZOの21インチCRTというのは変わりません。そろそろ液晶にしなければならない時期が迫ってはいるのですが…
ちなみにOSはWindowsXPのボリュームライセンス品。Vistaには何の価値も感じていないので、Vistaにするのは工画堂がVista専用ソフトを出したときになると思います。一応Vistaも問題なく使えるスペックにはしたつもりですが。



#一部生産終了品は代替製品になりますが、基本的に同じ構成のマシンをうちのバイト先で受注生産可能ですので、興味がありましたら相談に乗ります。しかし多分価格が50万を超えてしまうのではないかと…
名前: ひとこと:
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