フォノイコの出口に91kΩの抵抗を挟めばインピーダンス、レベル共に最適になるっぽいので、今までの石のバッファアンプを外して抵抗を挟むことにしました。
出掛ける前に秋場に寄ってRMGの91kΩとDALE金属皮膜の1Mと47kを買ったつもりだったのですが、47kと100kを間違えてました…。まぁ47kは入口用で、今まで使っていたものを流用できるので問題はないのですが…
で、組み込んだところレベルやインピーダンスは予定通り問題なくなったのですが、ハムが酷くてLchで-50dB弱、Rchは-40dBも出ていて無視できません。その日は結局分からずにフォルテールやって寝たのですが、ベッドの中でヒーター用の12Vのマイナス側をGNDに落とすのを忘れていてヒーターハムを拾っていたのだと気付く始末…(爆) もともと外した回路で12V使っていて、そっちを経由して落ちてた…
翌日早速対策してみたらばっちり消えて無音状態で-60dB以下になりました。あと、なんか25kHzあたりにちょっとノイズのピークが出ていて、問題ないレベルなのですがちょっと気になるのでいろいろ試していた結果、Lynx L22へアンバランス信号を入力する際にColdとGNDをショートさせておけば消える(ついでに全体的にノイズレベルが下がって音良くなる(^^;;))ことがわかったのでセレクタ内部をそのように改造しておきました。
結局パッシブで変換するなら定跡通りバランス→アンバランスはトランスで変換、アンバランス→バランスはColdとGNDをショート、がベストのようです。
録音レベル的には手持ちの中で最悪と思われるAIRのLPのB面で最大-6dB(1回だけのピーク値で-4.5dBくらいまで…)になりました。23bit分使用ということなのでまぁマージンを見てこんな所が適切なのではないかと思われます。低音と高音はだいぶ素直に出るようになりました。音的にはとりあえずこれで満足できるところに持って行けたかと思います。
あとちょっと気になるのがLP録音時にエラーを起こす回数が若干増えたっぽい点なのですが、たまたまなんでしょうかねぇ。もう少し様子を見てみます。
2007-11-24 19:24:29[フォルテール][オーディオ]
この記事へのトラックバックURL: https://www.asmusic.jp/ASHARD/score/tb.cgi/yu-oishi/20071123_1
手動トラックバック